11月のおすすめの本
会いたい人はいますか?
「あなたにあいたい」
教育画劇
宮野 聡子∥作・絵
森の外れの丘の上の小さな休憩所にやってきたうさぎは、
伝言板に「あいたい」と書いてあるのを見つけました。
こりすやくま、かえるやいたちと誰に会いたいのか話していると、
寂しさから段々と悲しい気持ちになっていきますが…。
優しい絵とストーリーに心があたたかくなります。
「アレ」のなまえがわかります
「モノのなまえ事典」
ポプラ社
杉村 喜光∥文
大崎 メグミ∥絵
ミカンについている白いすじみたいな「アレ」。
パンのふくろを閉じる「アレ」。
くつひもの先端のかたい「アレ」。
実は全てに名前があり、その名前がついた理由がちゃんとあるのです。
普段何気なく目にしているアレコレの意味や歴史を知れば、
日常生活がもっと楽しくなりますよ。
忘れ去られるには勿体ない
「日本の絶滅危惧知識」
ベストセラーズ
吉川 さやか∥文
新谷 尚紀∥監修
私たちの生活に根付いてきた日本古来の風習は、
必ずしもずっと昔の形のまま残っているわけではありません。
例えば、今では寝正月という言葉が浸透していますが、
昔はゴロゴロなんてしていられなかったのだとか。
先人たちがつないできた日本の知識に触れてみてください。