図書館だより(夏号)のおすすめの本
この本大好き! いきいき図書館コーナー
「紫式部ごはんで若返る」
シード・プランニング
永山 久夫∥著
加齢は誰の体にも平等に、刻々と襲ってきますが、
老化のスピードは人によって違います。
老化の速い、遅いを決めるのは、毎日体に取り込む食べ物の栄養成分次第なのです。
紫式部を始めとする平安時代の女性たちは、穀物の炭水化物をしっかり食べて
脳の機能を向上させ、創作に励みました。
平安時代の「スーパー長寿食」は、どういったものだったのでしょうか。
図書館員がえらんだ おすすめの本
今回のテーマは、パリオリンピックにちなみ「フランス」。
グルメ・語学・芸術からあつめました。
「菜箸でフレンチ」
マガジンハウス
タサン志麻・阿川 佐和子∥著
作家である阿川さんと、渡仏後修行を積み、家政婦として独立した志麻さん。
料理にまつわる話を愉しみながら、阿川さんが春夏秋冬、旬の食材を使った料理を
リクエストし、レシピを紹介しています。
志麻さんは、かしこまったフランス料理ではなく、リラックスして箸でも食べられる
フランス料理に行きついたそう。
気取っていないのに豪華なメニューを味わってみてください。
「旅するこどものフランス語 パリ編」
成美堂出版
コンデックス情報研究所∥編・著
フランスのパリを旅するシーン1から35まで、イラストを中心に
その場面ごとにフランス語会話が繰り広げられていきます。
会話文は吹き出しになっており、その中にフランス語とカタカナが入っていますので、
日常表現・単語が無理なく学べます。
また、「もっとフランス語にふれてみよう」では、基本的な表現や数、色などを紹介しています。
「新生オルセー美術館」
新潮社
高橋 明也∥著
1986年、ルーヴル美術館の斜め向かいに、廃駅となっていた巨大駅舎を利用した
オルセー美術館が誕生しました。
この本では、かつて開館準備室に在籍していた著者が、少し視点を変えて
「何を描いたか」によって、おなじみの名作を6つのテーマで分類し解説します。
改めて波乱と激動の19世紀美術に触れてみては?